心結(ここな)のそらいろ

こころを看る こころを結ぶ 老年看護師日記

✿ブログ内容紹介

✿ブログ紹介

私の毎日は「一期一会」。たくさんの方々の人生の道を、共に寄り添い歩くことが、日常です。日々の出会いやケアの中に、人生の一歩先を、先に歩まれる先輩方の生き方は、生きることのメッセージが深く込められています。

 

人の生き方は様々、旅立ちの迎え方も様々。人生を積み重ねたからこそ感じる、生きる難しさと尊さ、感謝の思い。老いる苦悩、出来ていたことが出来なくなっていく喪失感、不安や焦燥、紡いだ記憶が変わりゆく認知症。 

私は、ケアを実践する者として、病に罹患することが不幸なのではないと、感じています。病をもちながらも、どこで、誰と、どのように過ごすのか、そして、心のあり方が大切だと感じています。

 

誰も教えてくれない老後の姿、どんな未来が待っているのか・・。誰しも、まだ歩まぬ先の道は、大きな不安を抱えてしまいがちです。

だからこそ、たくさんの方の生き方を知ることで、一人でも多くの方が、これからの自らの行動や、未来を考え、変えられるきっかけになるといいな!と願い込めて綴ります。

私が看護を通して、出会った方々の人生の物語には、喜怒哀楽そのものの想いがあり、悩み、不安や苦しみと向き合った姿も多く、今を生きる私達に、心のあり方や、生きるヒントを与えて下さいます。

 

認知症ケアや、介護を担われている方へ

すでに今、大変な毎日を一生懸命に送られていると思います。介護されている方は、本当によく頑張られている方ばかり。家族のチカラは愛情深く、手を抜かずに頑張る方が多く、疲れが積み重なっている方もいらっしゃいます。今、介護で悩まれていること、もしかしたら、同じような悩みで共有できることがあるかもしれません。そして、もしそれが解決はできなくても、思いを共有できることで、何かのチカラになるかもしれません。

✿これからの自分自身の老後や、大切な家族に起きうる未来を不安に思う方へ

未来のあり方を想像し、いつの日かの自分自身や大切な方へ、それぞれの人生にとって、幸せと感じる未来を拓くチカラになるといいなと思います。

 

生きづらさを感じる今の時代、人生の先輩方の教えや言葉は、今の自分の生き方や、未来の自分へ向けて、見えない明日へ「心を結ぶ」ことができるかもしれません。

「心結(ここな)」は、

過去の時間から、未来へ続く時間へ

老いを体験した方から、これから老いを迎える方へ

大切な過去の記憶と、記憶を失うかもしれない未来の姿へ

今を生きる私達から、いずれ最期の旅立ちを迎える私達へ

「心と心を結ぶ、思いをつなぐ」看護師の日記です。

私が一期一会で出会った全ての大切な人へ、そして、皆さんにとっての大切な人へ、想いを込めて綴ります。

  

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ハートの木